たまにこういうイベントに顔を出すと、そうですよ、その昔、小学生くらいだったイトコが、「あー、どうもです。お久しぶりです」とかなんとかいいながらビールを注いでくれたりくれたりする。
小学生だったのにねえ。
なので、まあこちらとしても(じつはオレはイトコのなかで最年長の44歳)「いやいやどうも」とかいいながら、注ぎ返しつつ、「えーと、あれ? こいつの名前なんだったっけか」と、アタマをフル回転させつつ、固有名詞を出さずに楽しく会話する。
そうこうするうちに、「あれ、この女性たちは誰だ?」と。
なんか、宴会場に見知らぬ(と思われる)妙齢の女性が何人かいて、どーも気になるので、あの人たちは?とイトコたちにきいてみたら、彼らは口ぐちに「僕の妻の○○です」というではないか。
そんでもって、妙齢の女性たちを呼び寄せ、彼女らは「こんにちは、はじめまして」と挨拶してくれる。
あーよかった。やっぱり「はじめまして」だったんだ。
安心。
で、お初の女性とはどうしても仲良くなりたいので、オレはビールクラスを手に彼女らのそばに近寄っていく。
ほら、Liberdade(リベルダージ)でよくあるパターンですよ。
で、「はじめまして、カンパーイ」と言ったあと
うっかり、
スルドのじょんです
といいそうになっちまったぜ。
がはは。
すでに酔っ払い。
で、彼女らに、おれはこう聞いた。
で、みなさん、どこに住んでいるの?
そしたら、近辺にいたイトコらが「ウチですよ」と答えた。
あー、そうだよな。
結婚してんだもんな、オメーらはな。
で、宴会後の翌朝、朝飯を食べているときにみんなで「牧場に行こう」という企画が出て盛り上がる。ウチの“4歳女児”をはじめ、イトコんちの“4歳女児”や“2歳男児”、その他多数の乳幼児らも大喜びしたんだけど、明け方からの雨が止まず。
で、NHKの天気予報をみたら、あろうことが「群馬県地方の北部に大雨警報」とかなんとかいっていて、「群馬県地方の北部ってどこだ?」とイトコ連中に聞いたら「ここですよ」というので、大慌てでチェックアウトし、クルマで駅に向かう。
「じゃあねまたね」
オレたちはそこから電車で帰京。
東京に戻ってから、ふと、気づいたことがある。
結局、
このツアーで、
オレは、
101歳の祖母と話をしていない。