観てきました、一人で。
いちおう、娘2号を誘ったんだけど、一蹴されました(笑)。
ショッカーがね、たいへん。
分裂しちゃってね。
旧態依然としたショッカーに嫌気がさした若い衆が、新しいショッカーを設立。
で、あろうことか、というかやはりというか、下っ端の戦闘員はみんな新しい会社、じゃなかった新しいショッカーに移籍してしまう。
旧ショッカー側は激怒。
裏切り者は許さん、とまさに血の抗争。
そうです、東映お得意の、仁義なき戦い路線。
しかしながら、新しいショッカーのほうが、凶暴で凶暴で、暴虐の限り。
オマケにスタイリッシュでかっこいい。
この映画のキーマンとして登場するのが、今は亡き立花藤兵の孫娘・高校生の麻由ちゃん。
本郷猛が育ての親という設定。
しばらく日本を留守にしていた本郷猛は、彼女に会いに戻ってくる。
しかし、娘は仕事に明け暮れていた(つまり仮面ライダーだから世界各地でショッカーとの戦いをしていた)父親を許していない。
あぁー、年ごろの娘との断絶。
・・・もうこの設定だけで、泣ける。
なんとか絆を取り戻そうとする父。
遊園地にいったり、ゲームセンターにいって太鼓の達人とかやるのよ、彼らは。
・・・もうこの設定だけで、思いあたる節がいっぱいあって、泣ける。
ところが、45年にわたり肉体を酷使し続けてきた(つまりショッカーの死闘を繰り広げてきた)代償があまりにも大きく、仮面ライダー1号は肉体的にボロボロであった。
で、あぁー、なんということか、本郷猛は病で倒れてしまう。
だが襲いかかる新旧のショッカー軍団。
いかねばならぬ。
病を押しての戦い。
で、まさか、まさか、まさかぁーーーー!!!
と、ここからが、ワー、ワー、ワーと物語は激しく展開していくのであります。
旧ショッカー側に地獄大使(おぉーなつかしぃー)が登場したり、現役バリバリの「仮面ライダーゴースト」チームも暴れまくったりと、幅広い世代でたっぷり楽しめるエンターテイメントでした。